ワシントンDC、2026年4月27日 ― 世界銀行グループの一角で、保証プラットフォームを担う多数国間投資保証機関(MIGA)と日本政府は、脆弱国・紛争影響国(FCS)への支援や、新興国およびフロンティア市場でのエネルギートランジションプロジェクトへの民間投資を拡大に向けてパートナーシップを強化しました。
日本は、世界で最も困難な市場において政治的リスク保険や貿易金融保証を可能にする為、MIGAの信託基金に対し約2,000万ドルの追加拠出を行うことに合意しました。この拠出には、日本が創設メンバーとして参加している「ウクライナ復興・経済支援(SURE)信託基金」への1,000万ドルが含まれます。日本はこれまでに同基金へ4,600万ドルを拠出しており、本追加拠出はイニシアティブへの強力かつ継続的な支援を示しています。ノルウェー、英国、米国、ベルギーも同基金の拠出国であり、2022年2月のロシアによるウクライナ侵攻以降、MIGAは同国において新たに5億6,100万ドルの保証を提供してきました。
MIGA長官の山本力は、次のように述べています。
「MIGAおよび世界銀行グループにとって重要な開発パートナーである日本との協力関係を一層強化できることを大変嬉しく思います。本拠出により、迅速かつ大規模な対応が求められる脆弱国・紛争影響国での取り組みに加え、資金調達が難しい新興国・フロンティア市場における重要な再生可能エネルギー案件への支援を拡大することが可能になります。」
世界的な開発課題に対処するには、特に脆弱国・紛争影響国や低所得国において、革新的なファイナンス手法とパートナーシップの双方が不可欠です」と、財務省国際局開発機関課長の野元隆章は述べました。「最も困難な市場において公共の利益のために民間資金を呼び込むために必要な、パートナーシップとファイナンス手法の双方を提供するMIGAおよび世界銀行グループとの連携を一層深められることを大変嬉しく思います。
日本はMIGAの第二位の株主であり拠出金額および信託基金数の両面において、MIGA最大の信託基金拠出国となっています。日本は今回再生可能エネルギー促進信託基金およびヨルダン川西岸・ガザ投資保証信託基金にも拠出を行います。これらすべてのファンドにおいて、ドナーからの資金が保証の基盤となり、最も支援が必要とされるプロジェクトにおいて民間資本の動員が可能となります。
世界銀行グループ保証プラットフォームについて
2024年に開始された世界銀行グループ保証プラットフォームは、世界銀行グループ全体に分散していた保証商品と専門人材をMIGAに集約しています。クライアントが最適な保証手段を選択できるよう包括的な保証ソリューションのメニューを提供しています。本プラットフォームは、プロセスの合理化を進め、重複の排除を図り利用しやすさを高めることで、開発途上国への投資リスクを軽減します。2030年までに世界銀行グループの年間保証発行額を200億ドルに拡大することを目標に掲げています。
保証プラットフォームの詳細については、以下をご覧ください。
https://www.worldbank.org/wbgguarantees
最新情報は、
https://x.com/MIGA
および
https://www.linkedin.com/company/wb-miga
をご参照ください。
お問い合わせ先
(ワシントン)Elizabeth Howton ehowton [at] worldbankgroup.org (ehowton[at]worldbankgroup[dot]org)
(東京)世界銀行東京事務所 / 多数国間投資保証機関 miga_tokyo [at] worldbank.org (miga_tokyo[at]worldbank[dot]org)